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倍数体作成と植物ホルモン処理による体細胞分裂観察実験の改良

研究課題

研究課題/領域番号 15K04482
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 教科教育学
研究機関群馬大学

研究代表者

佐野 史  群馬大学, 教育学部, 教授 (30313018)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード体細胞分裂観察実験 / 倍数体 / 植物ホルモン / コルヒチン / 細胞の大きさ / 分裂領域の拡大 / 中学校 / 高等学校
研究成果の概要

体細胞分裂の観察実験の改良を目的として、倍数体を作成して大きな分裂細胞を持つ試料の調整を試みた。高等学校における実践では顕著な効果は得られなかったが、単元を通じて倍数体について触れることが単元内容の理解につながるという副次的な効果が得られた。また、組織化学的解析によって分裂領域の範囲を特定し、その長さの根を用いることの効果を示し、植物ホルモン処理によって分裂領域が広がる可能性を示した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

体細胞分裂の観察実験は、中高の全ての教科書に手順が載っている基本的な実験であるが、成功率が低く、単元の理解につながらない場合が多い。本研究で特定した、分裂細胞の発見に適切な試料の大きさの知見を活用すれば、多くの生徒に生命の連続性を実感させることが可能になる。また、倍数体の導入そのものの効果は不明瞭であったが、倍数体の学習自体がDNA量の概念の理解を深めるという副次的成果も意義の一つであると考える。

報告書

(6件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて 2019 2018 2017 2016

すべて 雑誌論文 (1件) (うちオープンアクセス 1件) 学会発表 (5件)

  • [雑誌論文] 四倍体ファストプランツの作出と高等学校の体細胞分裂観察実験における活用の試み2018

    • 著者名/発表者名
      桒原 睦樹、佐野(熊谷)史
    • 雑誌名

      群馬大学教育学部紀要 自然科学編

      巻: 66 ページ: 41-47

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [学会発表] 体細胞分裂観察実験で試料の根の長さを限定することの効果について2019

    • 著者名/発表者名
      佐野(熊谷)史
    • 学会等名
      日本生物教育学会第103回全国大会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] 四倍体ファストプランツの作出と高等学校生物基礎においてDNA「量」の理解を深める題材としての検討2018

    • 著者名/発表者名
      桒原 睦樹、佐野(熊谷)史
    • 学会等名
      日本生物教育学会第102回全国大会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 植物ホルモン処理による体細胞分裂領域の拡大2017

    • 著者名/発表者名
      宮永慎一朗、佐野(熊谷)史
    • 学会等名
      日本生物教育学会第101回全国大会
    • 発表場所
      東京学芸大学
    • 年月日
      2017-01-07
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [学会発表] 四倍体ファストプランツの作出と教材化の検討2016

    • 著者名/発表者名
      桒原睦樹、佐野(熊谷)史
    • 学会等名
      日本生物教育学会第100回全国大会
    • 発表場所
      東京理科大学神楽坂キャンパス
    • 年月日
      2016-01-10
    • 関連する報告書
      2015 実施状況報告書
  • [学会発表] 組織学的解析に基づく体細胞分裂の実験の再検討2016

    • 著者名/発表者名
      宮永慎一朗、佐野(熊谷)史
    • 学会等名
      日本生物教育学会第100回全国大会
    • 発表場所
      東京理科大学神楽坂キャンパス
    • 年月日
      2016-01-10
    • 関連する報告書
      2015 実施状況報告書

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2021-02-19  

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