研究課題/領域番号 |
15K04483
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
茂木 一司 群馬大学, 教育学部, 教授 (30145445)
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研究協力者 |
苅宿 俊文
池田 吏志
布山 毅
手塚 千尋
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | インクルーシブ教育システム / アート教育 / ワークショップ / カリキュラム・教材・ツー ル開発 / インクルーシブデザイン / 福祉とアート / アートフプロジェクト / 障害理解教育 / インクルーシブ教育システム構築 / カリキュラム・教材・ツール開発 / アートプロジェクト / メディア教材 / アールブリュット / 美術館や教育委員会との連携 / 視覚障害美術教育 / 鑑賞導入アプリ / 対話型鑑賞 |
研究成果の概要 |
本研究は、差異や多様性を活かすアートが共生社会の基盤になることを目ざしたインクルーシブアート教育構築の基礎調査研究である。本調査研究を通して、障害児者、高齢者、経済的弱者、LGBTQなどのさまざまなマイノリティが文化芸術によって自己承認・自己実現し、社会的に包摂される事例が示され、インクルーシブ教育におけるアート学習の重要性が明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今後の共生社会構築の基礎研究として,全体性を特徴とするアートとインクルーシブ教育の共通理念を歴史的に明らかにし、障害,経済,性的などのマイノリティをアートにより社会的に包摂し,ケアしされならが生きる人たちの現場の調査し,アート/教育はむしろ共生社会構築の基盤たるべきと提言した(インクルーシブアート教育)。エゴイズムが増大する現代社会で,差異や多様性を活かせる教育論の構築は,アートが本質的に持つ「自由」を基礎にすることのみが可能とする。本研究は,一般社会で特殊と思われているアート/教育を人間が誰でも持つ創造的なコミュニケーションを育てる「生きるための身体技法」であることを明らかにした。
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