研究課題/領域番号 |
15K04492
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
柳沼 良太 岐阜大学, 教育学研究科, 准教授 (30329049)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 道徳教育 / 道徳授業 / 問題解決的な学習 / 体験的な学習 / 人格教育 / 問題解決学習 / 体験学習 / 深い学び / 主体的な学び / 対話的な学び / 考え議論する道徳 / プラグマティズム / 道徳科 / 考え、議論する道徳 / 指導方法 / 評価 / アクティブ・ラーニング / パフォーマンス評価 / 指導法 |
研究成果の概要 |
道徳科の指導と評価を充実させるために、問題解決的な学習と体験的な学習を導入した道徳授業の指導法と評価法に関する研究を行った。「主体的・対話的で深い学び」に対応した道徳授業とするために、道徳授業の教材開発や発問を創意工夫した。小学校と中学校において実際に開発した指導案に基づいた問題解決型の道徳授業を実践し、その効果を具体的に検証した。また、各種の役割演技やスキル・トレーニングやシミュレーションなどを用いた体験型の道徳授業も開発・実践して多様化を図った。こうした問題解決型の道徳授業の学習過程を分析して、学びの様子を評価する方法を開発し、パフォーマンス評価やポートフォリオ評価として実践した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「特別の教科 道徳」は子どもたちが「考え議論する道徳」へと質的転換を図ることが求められていたが、その指導法や評価法は十分に開発されていなかった。そこで、小・中学校の教師と協働して、「主体的・対話的で深い学び」に対応した問題解決的な学習や体験的な学習を導入した道徳授業の指導法と評価法に関する研究を行った。 日米の道徳授業を比較考察することで世界基準の指導法を取り入れ、考え議論する中で共に納得し合い最善解を創り上げる指導法を構築することができた。また、道徳授業の学習過程を分析して、子どもの学びの様子や道徳性の成長などを多面的・総合的に把握するパフォーマンス評価やポートフォリオ評価を開発し実践した。
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