研究課題/領域番号 |
15K04502
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
池野 修 愛媛大学, 教育学部, 教授 (70294775)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 教師教育 / 英語教育 / テーマに基づく言語教育 / 内容言語統合型学習 / 教育の今日的課題 / 教師教育としての英語教育 / 内容言語統合型学習 (CLIL) / 教育の現代的課題 / いじめ問題 |
研究成果の概要 |
本研究は,「教師教育としての英語 (English as Teacher Education)」実践プログラムの開発に関わるものである。教職課程で学ぶ学生を対象として,「教育の今日的課題(e.g., いじめ問題,学力向上,部活動の削減,グローバル化に対応した教育)」について,目標言語(英語)をコミュニケーション媒体として学ぶというスタイルの語学教育を考案し,その実施と評価を行なった。このプログラムは「教師教育の一環として英語教育」であり,開発したプログラム内容には,目標,テーマ単元,言語習得と内容学習を促すための活動と教材,言語使用の工夫,動機付け方略,評価方法などが含まれている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は,内容中心教授法 (CBI) や内容言語統合型学習 (CLIL) の考え方を「教師教育」の分野で具現化した実践を創造した点,「教師教育」と「英語教育」を融合した研究を行なった点にある。また,社会的意義としては,「教職課程を履修する学生(英語を専門とする学生に限定されない)にとって意味のある英語教育とはどのようなものか」という問題意識に基づき,教師教育の一環としての英語教育のモデル事例を提案できたことがあげられる。専門教育(教師教育)のための語学教育(カリキュラム,単元,活動,教材,評価)について議論するにあたって,考察に値する事例を提供できていると考えられる。
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