研究課題/領域番号 |
15K04511
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 目白大学 |
研究代表者 |
田尻 信壹 (田尻 信一) 目白大学, 人間学部, 教授 (10436800)
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研究分担者 |
多田 孝志 金沢学院大学, 文学部, 教授 (50341920)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 世界史授業アーカイブ / 21世紀型能力 / 高大連携 / 歴史的思考力 / 探究的世界史学習 / 史料の活用 / 歴史授業のアーカイブ化 / コンピテンシー / 歴史授業のデータベース化 / 世界史カリキュラム / ESD / 探究的世界史学習論 / 持続可能な発展のための教育 |
研究成果の概要 |
本研究は、21世紀型能力の育成の観点から高大接続の一環として大学研究者が高校地歴科教員の協力を得て行う研究であった。高校の歴史授業の現状を分析して歴史的思考力育成型授業の理論と授業実践例を収集しデータベース化を図るとともに、実践可能な授業モデルを開発して高校現場に発信することであった。 本研究では、米国と日本の先端的なカリキュラムに基づく歴史授業を収集・分析し、研究成果を研究公開用ホームページ(世界史授業アーカイブ)に掲載するとともに、授業分析を行い、社会科学会・高校教員の研究会等での発表、学位論文(博士)としての刊行、大学紀要への投稿を通じて、研究成果の発信と普及に努めることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、知識活用型・知識創造型歴史授業理論に基づく世界史授業モデルを開発して、研究成果の公開用ホームページ(世界史授業アーカイブ)、社会科学会、教員研修会等で発表することを通じて、高校教員に探究型歴史授業とは何かを提示することができた。そして、高校教員に対して、コンピテンシー・ベースの授業作りの理解を深められたとともに、生徒の史料解釈力の育成を重視した歴史授業の開発と実践に向けての一助となることができた。とくに、ホームページを開設したことで、研究成果を継続的に公開、発信することができた。そして、大学の研究(教科教育学)と高校の教育実践との一体的研究の推進に向けての道筋を示すことができた。
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