研究課題/領域番号 |
15K04512
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 桐蔭横浜大学 (2017-2018) 目白大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
長濱 博文 桐蔭横浜大学, 法学部, 准教授 (00432831)
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研究協力者 |
ロメロ レネ , Prof emeritus.
マリア アスワン , Dr.
フェラー ジェリック , Dr.
アブレンシア アーサー , Dr.
ガランチョ アーリン・グリセリア , Dr.
アグジャ J・マリオ , Dr.
グロ E・アニーシャ , Prof.
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 自己肯定感 / 災害、紛争 / ナラティヴ・アプローチ / 道徳教育 / ライフスキル / 国際比較 / 国際協力 / 社会参画 / 共分散構造分析 / 参与観察 / 地域的ナラティヴ / 国際・地域間比較 / 持続可能な開発のための教育 / 防災教育 / 環境教育 |
研究成果の概要 |
この度の調査では、両国の防災教育や災害への取り組みに大きな隔たりがあり、共通項を見出すことに腐心した。しかし、その過程で共同して取り組もうとしている諸団体に出会えた。それらの団体と活動をともにする中で、共通した防災意識を共有することの大切さとそれぞれの新たな価値認識を形成することが不可欠であると確認でき、両国において質問紙調査を実施することができた。質問紙調査に関しては、防災への意識の高さには類似点をみることができたが、問題意識には国民性も反映されたように理解した。日本の防災の経験がフィリピンでも還元されるよう、今後英文の論文も発表するとともに、フィリピンの学会においても研究発表していく。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
災害後の自己肯定感の維持は災害の多い日本にとって困難な課題である。それは最も大切な家族や地域の人々、営々と続けてきた家業など心の拠り所であったものとの別れを意味する。そのような中で、自らの心根をプラスに維持し続けるには、災害を超える目的意識の形成が求められる。本研究ではナラティブ・アプローチからの分析を中心としたが、目的意識の形成は内在するナラティブ(物語、語り)を書き換える人間の生命力にあるのではないかと考えるようになった。それこそが真のナラティブの転換を可能にするのであろう。本研究の成果は質問紙比較調査の成果として発表していくが、研究課題は堅持し、調査研究を進めていく。
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