研究課題
基盤研究(C)
発達性協調運動症(DCD)児の支援における評価観点の検討を行うために、実際の支援場面から、児の運動パフォーマンスの過程と変化を分析した。DCD児は遂行過程で、画面で得られる二次元情報と、実際の動作での三次元情報との往還処理につまづきがみられた。この特性をふまえ、Roth et al.(2011)を参考に、支援実践を試行した。すなわち、パフォーマンスの知識の付与する機会を極力減らし、児が失敗を気にしないほど数多くの試行機会を保障し、自らの動きの自然な自己受容を促すことをねらった支援を行った。この支援実践は、今後もさらなる検証やデータの蓄積が求められるものの、試行自体は有用であると考えられた。
すべて 2018 2017 2016 2015
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (14件) (うち国際学会 4件)
弘前大学教育学部研究紀要クロスロード
巻: 23 ページ: 131-140
40021553290
保健科学研究
巻: 8 ページ: 17-24
臨床発達心理実践研究
巻: in press