研究課題/領域番号 |
15K04575
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 金沢工業大学 |
研究代表者 |
石川 健介 金沢工業大学, 情報フロンティア学部, 教授 (90319038)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 算数障害 / 算数困難 / dyscalculia / ICT / 数概念 / 算数障害算数障害 / タブレット / 支援 |
研究成果の概要 |
子どもの数概念に関する心的表象を数直線課題によって調べると、一般的に低学年の児童では対数的な表象が多く見られ、高学年の児童になるに従って線形の表象を示すことが知られている。本研究は、従来の数直線課題をJavaアプリケーションに移植して、市販のタブレット機器で測定できることを企図した。これにより、一度に多くの児童を対象に測定することが容易になり、また測定に関するヒューマンエラーを減らす利点もある。また対数表象から線形表象への変化は、算数困難のある児童で異なる可能性が示唆されている。本研究では、先行研究により算数障害のある児童のスクリーニングの可能性について検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、心的表象の数直線課題を、容易に行うことが可能となる。このアプリケーションの実行には、特別な知識の必要がなく、また専用の機器も必要ないため、この領域に関心のある教育関係者・研究者に広く提供が可能で、これにより大規模な調査が行われれば、さらなる知見の集積が期待できる。この結果、算数困難のある児童のスクリーニングができれば、早期からの効果的な支援につなぐことも考えられる。
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