研究課題/領域番号 |
15K04613
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ナノ材料化学
|
研究機関 | 山陽小野田市立山口東京理科大学 |
研究代表者 |
白石 幸英 山陽小野田市立山口東京理科大学, 工学部, 教授 (60289303)
|
研究分担者 |
浅野 比 山陽小野田市立山口東京理科大学, 工学部, 講師 (60389153)
|
連携研究者 |
戸嶋 直樹 山陽小野田市立山口東京理科大学, 工学部, 名誉教授 (50011010)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
|
キーワード | カーボンナノチューブ / 高分子錯体 / 高分子 / 有機熱電材料 / ハイブリッド熱電変換素子 / ヒドラジン / ハイブリッド / 熱電変換材料 / ハイブリッド熱電変換材料 / ゼーベック係数 / ナノ粒子 / パラジウム / 有機熱電変換材料 / ラマン分析 |
研究成果の概要 |
低温排熱の有効利用法の一つとして、熱から電力を取り出す熱電変換技術が期待されている。本研究では、一次元ナノ材料としてスーパーグロース法で作られたSGCNTと種々の導電性ナノ錯体を用いた複合材料の熱電特性について検討した。汎用性高分子のポリ塩化ビニル(PVC)は優れた製膜性を持つ一方で、絶縁体であるため導電性を低下させる。この複合体に、CNTのキャリア移動を促進するパラジウムナノ粒子や、高分子錯体ナノ粒子を添加した複合膜の熱電特性を測定した。導電性のあるナノ粒子を添加することで、複合膜の電気伝導率が向上した。 これは、導電性ナノ粒子によってSGCNTのキャリア移動が促進されたためである。
|