研究課題
基盤研究(C)
単層カーボンナノチューブ(SWCNT)の特性を最大限発現させることのできるデバイス作製に向けた基盤的技術への貢献を目指し、光刺激で吸脱着できるSWCNTの分散剤の高度化と薄膜加工技術への展開を行った。具体的には、特異な界面特性により凝集しやすく、溶液プロセスでは扱いにくいSWCNTの表面特性を、光反応によって構造変化する分散剤によって制御する方法を用いた。従来型の分散剤(界面活性剤や高分子等)が抱える課題(添加量過多、脱着困難等)を解決し、構造最適化した新規光応答性分散剤の創製を検討した。
すべて 2017
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件) (うち招待講演 2件)
Chemistry Letters
巻: 46 号: 8 ページ: 1186-1189
10.1246/cl.170370
130005906973