研究課題
基盤研究(C)
本研究では、分子間架橋技術により酵素をマイクロビーズ表面へ高濃度に固定化することで、酵素溶液または従来の手法による固定化酵素では成しえなかった、(1)高い触媒活性、(2)反応温度や有機溶媒に対する高い安定性および(3)長時間かつ再利用が可能な酵素リアクターを開発した。この酵素リアクターを利用して、パーキンソン病のプロドラッグであるL-Dopaの効率的な合成法を開発した。また、固定化酵素の利点を活かし、内分泌撹乱物質であるビスフェノール類の効率的な分解反応にも応用した。
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Catalysts
巻: 8 号: 5 ページ: 174-174
10.3390/catal8050174