研究課題/領域番号 |
15K04704
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
光工学・光量子科学
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研究機関 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
井上 純一 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点, 主幹研究員 (90323427)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 光誘起現象 / トポロジー / 量子ホール効果 / 光と物質の相互作用 / トポロジカル相 / フロケット状態 / 時間反転対称性のやぶれ / 非線形光学応答 / 動的対称性 / 時間依存問題 |
研究成果の概要 |
物質の新たな特性を発現させる方法として,光照射で電子バンドのトポロジーに起因する性質を制御しようとする方法が盛んに議論されている.そこでは,時間反転対称性の破れが発端となって,エネルギー縮退がとけることが重要な要素であり,散逸のない電流が発現することが予言されている.それに対し本研究では,対象とする物質系の空間的対称性に依存して,時間反転対称性を破っただけではそのような挙動を示さない系があることを発見し,その条件を明らかにした.これらの系では,従来の方法論はそのまま適用できないことから,従来方法を一般化して,これらの系でも散逸の電流が記述できる方法を新たに構築した.
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