研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、「多価イオン」、すなわち多くの電子を失った原子、の高密度な試料を作成し、短波長コヒーレント光源(X線自由電子レーザー)を用いて、様々な量子光学現象の実現である。又、その実験結果の理解のための数値シミュレーションも目的の一つとしている。主の成果は、i)自由電子レーザー用中性、イオンの試料生成のためのガスセル開発、ii)中性ヘリウムにおける自由電子レーザー光のラマン散乱およびFID蛍光の観測、iii)水素様ヘリウム(He+)における「超蛍光」の観測、iv)それぞれの現象の数値計算シミュレーション、とv)自由電子レーザーおよび放射光利用に向けた電子ビームイオントラップの開発。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (4件) (うち国際共著 3件、 査読あり 4件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (13件) (うち国際学会 6件、 招待講演 2件)
X-Ray Lasers 2016 Proceedings of the 15th International Conference on X-Ray Lasers
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