研究課題
基盤研究(C)
直径100 nmの円開孔をランダムに設けた銀薄膜が広帯域光吸収を示すことを見出した。さらに、有機薄膜太陽電池の酸化インジウムスズ透明電極がこの有孔銀薄膜で置き換え可能なことを見出した。ガラス基板上に直径50 nmのシリカ粒子をランダムに固定し、その上に金属薄膜、誘電体薄膜および金属厚膜を堆積して作製した構造体が、波長0.4-3.2 μmの超広帯域にわたり50%以上の吸収率を与えることを示した。有機非晶質材料であるシアニン色素のJ会合体で表面励起子ポラリトン(SEP)が担持できることを見出した。全反射光学系で観測した反射率ディップから本材料表面でSEPが励起されることを確認した。
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