研究課題/領域番号 |
15K04715
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
プラズマエレクトロニクス
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
三沢 達也 佐賀大学, 理工学部, 助教 (70346873)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 大気圧熱非平衡プラズマ / 立体形状プラズマ / 水-誘電体多層電極 / プラズマ応用 / 放電メカニズム / 水-誘電体多層電極 / 水ー誘電体多層電極 |
研究成果の概要 |
「水―誘電体多層電極」を用いて生成される,立体形状を持つ大気圧プラズマ生成技術のメカニズムの解明を行った。放電電極として用いられる誘電体の温度と電気的特性を放電挙動と比較することにより,本技術のメカニズムの解明と応用技術の開発を行った。水の作用によって、局所的な放電が高速で移動しながら放電が繰り返されることによって、不均一な電界を持つ電極でも、均一な放電が実現されていることが分かった。立体形状の対象物への均一なプラズマ処理が可能となり、農水、工業分野での応用が期待できる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
複雑な形状物を持つ農産物や工業製品へのプラズマ処理ができる立体形状を持つ大気圧非平衡プラズマの生成が可能であることは,既存の大気圧非平衡プラズマの研究と比較しても,非常に独創的である.その発生メカニズムの解明は理学,工学の両面から極めて有意義である.この放電のメカニズムを解明することで,形状やサイズの為にプラズマ利用が出来なかった,農業・工業などの新しい分野でのプラズマ応用の展開が期待できる.
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