研究課題
基盤研究(C)
多様な周辺環境への近接が可能となる高分子薄膜内に光集積素子を内包させたフレキシブル光導波路を形成する微細加工技術を開発した。集束陽子線による微細加工(PBW)法により、厚さ 数十μm程度の自立高分子薄膜にマッハツェンダー(MZ)型光導波路を形成した。ブラッグピーク近傍の高密度エネルギー付与を利用し、薄膜深部のみに局所的屈折率変化を誘発した。微細加工部をコア部、周辺領域をクラッド部とすることで、継ぎ目ない薄膜に光導波路が実装された。MZ導波路の一部に電極を付与し、熱光学効果による光スイッチング機能についても確認した。本技術により、任意の機能性高分子内部に光伝送路実装が実現できる。
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すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (9件) (うち国際学会 3件、 招待講演 2件) 備考 (2件)
Japanese Journal of Applied Physics
巻: 6S1
http://www.el.gunma-u.ac.jp/~hana/