研究課題
基盤研究(C)
加速電子からのコヒーレント放射は、THz域の光成分を持つ強力なピコ秒パルス光である。この生物への作用について、新たな研究領域を開拓するために研究を行った。京大原子炉実験所の電子ライナックで独自に開発したコヒーレント遷移放射光源を利用した。光源の特性を調べ、吸収分光と光照射が同時に行える実験系を開発した。生体の基本構成物質である水について非線形現象の可能性が、また食塩水では、透過率の大きな変化が観測された。菌、微生物、細胞の照射では、明らかな影響は観測されなかったが、今後の重要な指針が得られた。
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大阪府立大学地域連携研究機構・放射線研究センター平成27年度放射線施設共同利用報告書
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