研究課題/領域番号 |
15K05027
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
天文学
|
研究機関 | 東邦大学 |
研究代表者 |
尾関 博之 東邦大学, 理学部, 教授 (70260031)
|
研究分担者 |
小林 かおり 富山大学, 大学院理工学研究部(理学), 教授 (80397166)
|
研究協力者 |
バユー シュテファン
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 星間アミノ酸 / ミリ波・サブミリ波分光 / 電波天文観測 / 星間分子 / アミノ酸 / 分光データベース / サブミリ波分光 / グリシン / 星間物質 |
研究成果の概要 |
星間空間におけるアミノ酸をはじめとする生体関連物質の検出は電波望遠鏡による重要な観測目標の一つである。本研究では最も単純なアミノ酸であるグリシンの関わる化学反応ネットワークに着目し、それらを構成する分子のうち、広義のグリシン前駆体として特に重要と考えられるアミノアセトニトリル、ヒダントイン、およびアミノメタノールについて分光学的同定を目指した。その結果、前記二種類の物質の回転スペクトルの測定および帰属に成功し、分子定数を精密に決定した。ALMA望遠鏡の観測上限周波数である1THzまでの周波数範囲でこれらの物質の分子輝線観測を行う上で十分な精度の分光データベースを構築することができた。
|