研究課題/領域番号 |
15K05033
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
天文学
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研究機関 | 国立天文台 |
研究代表者 |
辻本 拓司 国立天文台, 光赤外研究部, 助教 (10270456)
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連携研究者 |
和南城 伸也 上智大学, 理工学部, 准教授 (30327879)
石垣 美歩 東京大学, カブリ数物連携宇宙研究機構, 研究員 (30583611)
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研究協力者 |
西村 信也
戸次 賢治
Gerhard Hensler
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | r過程元素 / 中性子星合体 / 元素合成 / 銀河化学進化 / 磁気駆動型超新星 / 矮小銀河 / 銀河進化 / 強磁場超新星 / 隕石 |
研究成果の概要 |
金やプラチナに代表される中性子を素早く捕獲して形成されるr過程元素の天体物理学的起源については、未だ同定できていない。2017年の夏、連星系にある2つの中性子星の合体がその起源であるという極めて有力な手掛かりを我々は掴むこととなったが、まだ断定できる状況には程遠い。さらに、中性子星合体が唯一の起源であることに対し、複数の観測事実が疑問を呈している。本研究は星の化学組成という独自の視点からr過程元素の起源に迫ろうとするものであり、我々は中性子星合体が支持されること、しかし一方で銀河形成初期では特殊な超新星(磁気駆動型超新星)が出現していたことを突き止めた。
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