研究課題/領域番号 |
15K05066
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 |
研究代表者 |
岡田 安弘 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, その他部局等, 理事 (20212334)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 素粒子物理学 / ヒッグス粒子 / クォーク / TeV領域 / 標準模型を超える物理 / TeV領域 / 素粒子物理 |
研究成果の概要 |
素粒子標準模型を超える未知の素粒子模型を探るために、TeV領域の有効相互作用を用いた理論的枠組みを構築した。特に、トップクォークの重いパートナー粒子が2つ含まれる場合について、様々な実験に起因する制約を満たしたうえで、LHC実験における新粒子の生成や崩壊過程をについて理論的に解析し、探索可能性を議論した。また、同様な有効相互作用の考え方をヒッグス粒子の精密測定に用い、将来のILC実験の科学的意義づけの検討に寄与した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
素粒子標準模型を超える素粒子模型を探ることは、現代の素粒子物理学で最も重要な課題である。LHC実験や将来のILC実験などのエネルギーフロンティア実験により、ヒッグスセクターや重いクォークセクターを通じて、素粒子の世界の自然法則と宇宙初期の謎を解明を目指すことは、最も基本的なアプローチと言える。この研究成果は、その有効性を示す例として、学術的意義がある。
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