研究課題/領域番号 |
15K05143
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
小濱 芳允 東京大学, 物性研究所, 准教授 (90447524)
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連携研究者 |
黒江 晴彦 上智大学, 理工学部, 准教授 (40296885)
金道 浩一 東京大学, 物性研究所, 教授 (20205058)
網塚 浩 北海道大学, 大学院理学研究院, 教授 (40212576)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 強磁場 / 熱測定 / 比熱測定 / 磁気熱量効果 / 磁性体 / 重い電子化合物 / 比熱 / FPGA / 高磁場 / エントロピー / パルス磁場 |
研究成果の概要 |
本申請では、パルス強磁場下での熱測定技術を用い、磁場誘起秩序相の研究を行った。 パルス磁場下での熱測定はそもそも難しい技術であり、1. 磁場発生や2. クライオスタットの開発から進めた。1の磁場発生については、60テスラ以上の磁場で超フラットトップ磁場の発生に世界で初めて成功した。2のクライオスタットの開発により、パルス磁場下で3He温度の熱測定が可能になった。このように装置開発にも力点を置きつつ、同時に固体酸素や幾つかの磁性体について磁気熱量効果の研究を完了した。いくつかの重い電子化合物については比熱測定を完了し、論文として発表した。期待通り、多くの研究成果が得られたと考えている。
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