研究課題/領域番号 |
15K05207
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
内山 智香子 山梨大学, 総合研究部, 教授 (30221807)
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研究分担者 |
羽田野 直道 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (70251402)
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研究協力者 |
Petrosky Tomio テキサス大学, 上級研究員
Vacchini Bassano ミラノ大学, 准教授
Olivieras Stefano ミラノ大学, 准教授
Guarnieri Giacomo ミラノ大学
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 量子開放系 / スピンーボソン系 / 量子熱流 / back action / 量子記憶効果 / 量子輸送 |
研究成果の概要 |
本研究ではミラノ大のVacchini博士のグループとの共同研究をもとに、量子開放系においてやりとりされる“情報”の具体的特定とダイナミクスの定式化を行い、注目系と環境系の間の相互作用による、back action素過程の同定を行った。得られた定式化を、具体的にスピンーボソン系に適用し、energy backflowダイナミクスに対する系統的研究を行った。これにより、注目系と環境系の間の相互作用とenergy backflowの量との相関関係を詳細に同定することが可能となった。以上の結果を、Physical Review A, Vol. 93 (2016) 012118 (1-10)に発表した。
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