研究課題/領域番号 |
15K05214
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
宗尻 修治 広島大学, 総合科学研究科, 准教授 (90353119)
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研究協力者 |
立花 優侑
山崎 真史
佐久間 翔太
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 液体 / 横波 / 分子動力学 / 動的構造因子 / 分子動力学シミュレーション |
研究成果の概要 |
液体中においても横波が存在することが、古くから理論や分子動力学によって知られている。また最近、非弾性X線散乱実験においても様々な液体の動的構造因子に横波の存在を示唆するピークが観測されるようになってきた。本研究は液体中の横波の情報がどのような機構によって縦波の情報のみを含む動的構造因子に現れるかを明らかにすることを目的としている。その結果、液体中の横波は局所構造の異方性により、同一波長の波においても、その方向により異なる振動数を持つことが示され、それらの平均または、何らかの機構により縦波として現れやすい横波の情報が動的構造因子に現れる可能性を示した。
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