研究課題
基盤研究(C)
多価イオン-分子衝突における多電子捕獲後の分子の解離過程の測定を行った。硫化カルボニルを標的とした実験では,衝突後の多価イオンのオージェ電子放出数が衝突径数に対応し,衝突時の励起状態に応じた解離過程となることがわかった。また,エチレンを用いた実験では(C2H3+ + H+)解離チャネルにおいて1オージェ電子放出過程のみ遅延解離があり,その寿命は概ね-1乗のべき乗則に従うことがわかった。
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すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (1件) 学会発表 (2件) (うち国際学会 1件)
Journal of Physics B: Atomic, Molecular and Optical Physics
巻: 51 号: 3 ページ: 035202-035202
10.1088/1361-6455/aaa059