研究課題/領域番号 |
15K05238
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
原子・分子・量子エレクトロニクス
|
研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
安田 正美 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 計量標準総合センター, 研究グループ長 (50322045)
|
研究分担者 |
赤松 大輔 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 計量標準総合センター, 主任研究員 (90549883)
|
研究協力者 |
畠山 温 東京農工大学, 大学院工学研究院, 教授
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
|
キーワード | 光格子時計 / 酸化イッテルビウム / 光還元反応 / 低速原子線 / 磁気光学トラップ / 可搬型光格子時計 / 小型・可搬化 / 光誘起原子脱離 / 光還元 / 量子エレクトロニクス / 低速原子線源 |
研究成果の概要 |
光格子時計によるSI(国際単位系)秒の再定義や、本格的な社会実装のためには、時計の可搬化が必須となる。本研究では、可搬型光格子時計の実現を目指して、光制御型低速イッテルビウム(Yb)原子線源の開発を行ってきた。当初は、光誘起原子脱離現象を利用した原子線源を想定していたが、X線光電子分光法等による詳細な調査の結果、超高真空環境下でもYbが速やかに酸化されることを見出した。そこで、酸化Ybに比較的強い紫外線レーザー光を照射することで還元反応を生起し、その結果発生した低速Yb原子を磁気光学トラップにて捕獲することに世界で初めて成功した。
|