研究課題/領域番号 |
15K05256
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物物理・化学物理・ソフトマターの物理
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研究機関 | 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 |
研究代表者 |
瀬戸 秀紀 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 教授 (60216546)
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研究分担者 |
小貫 明 京都大学, 理学研究科, 名誉教授 (90112284)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ずり流動 / オニオン構造 / ずり粘稠化 / 電気的相互作用 / 界面活性剤 / 中性子スピンエコー法 / 座屈メカニズム / 拮抗的塩 / 中性子小角散乱 / オニオン / ラメラ構造 / 膜間相互作用 / 静電相互作用 / 非イオン性界面活性剤 |
研究成果の概要 |
非イオン性界面活性剤水溶液における「ずり粘稠化」の原因として「座屈メカニズム」が信じられていたが、実験的に検証した例はほとんどなかった。そこで今回、ポリオキシエチレンC12E5の10%水溶液にイオン性界面活性剤SDSや拮抗的塩RbBPh4を加えることにより膜間相互作用を変化させて、膜の曲げ弾性率κと体積弾性率Bの変化を調べた。この結果、電荷量の多い組成ではラメラ構造の面間隔に変化がなかったのに対して、電荷量の少ない組成ではずり流動場の増大に対して増加する傾向が見られた。これらの結果により、膜間相互作用と膜の揺らぎのオニオン形成に対する影響を明らかにするとともに、座屈メカニズムを検証できた。
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