研究課題/領域番号 |
15K05269
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
固体地球惑星物理学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
金嶋 聰 九州大学, 理学研究院, 教授 (80202018)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | mid-lower mantle / S-to-P scattering / array analysis / heterogeneity / basaltic materials / kilometer scale / seismic wave / 下部マントル / 地震波散乱 / 地震計アレイ解析 / 科学組成 / 小規模不均質 / マントル対流 / 撹拌 / 玄武岩 / 地震波 / 散乱体 / 化学不均質 / 海洋地殻 / アレイ解析 / 散乱波 / アレー解析 |
研究成果の概要 |
環太平洋地域の下部マントルSP散乱体の分布に関してこれまでの観測結果をまとめ深さ方向の散乱体存在頻度を示した。その結果1800kmを超える深さのSP散乱体は極めて少ないこと、および1500~1700km近傍に顕著な散乱体を検出する事例が多いことが分かった。またトンガ・フィジー地域に注目してSP散乱対分布について詳細に調べ散乱体の形状や規模について始めて制約を与えた。さらに南米ペルー下の深さ1700kmにおける顕著なSP散乱体についてその形状と弾性波速度の異常を見積もり、10%程度低速度の玄武的物質からなる厚さ10km程度のシート状の形状であることを示した。
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