研究課題
基盤研究(C)
地殻熱物性に関わるデータベースのプロトタイプを作成した。既存のものに比べ、地殻熱流量と地温勾配値のデータ数は日本列島周辺域では2割程度増加し、従来系統的にデータベース化されていない熱伝導率に関しても収集されている。一方、地球熱構造に敏感な地球物理量と考えられている磁気異常データを用いて磁化層厚のグローバルな分布を求め、それが広域的な温度構造の指標として有用なことを明らかにした。これらを相補的に利用することにより、地球浅部の温度不均質構造の理解が進んだ。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (9件) (うち国際学会 6件)
Tectonics
巻: 36 号: 12 ページ: 3248-3253
10.1002/2017tc004770