研究課題/領域番号 |
15K05276
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
固体地球惑星物理学
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研究機関 | 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 |
研究代表者 |
加藤 學 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究所, 名誉教授 (80115550)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 水星探査 / メッセンジャー計画 / 画像解析 / 直線崖 / ループ地形 / ベピコロンボ計画 / 比較惑星学 / 月 / 水星 / モザイク画像 / 線状崖 / Rupes / 太陽系探査 / カメラ画像 / 惑星探査 / 月・水星比較惑星学 / 崖地形 / 分光カメラ / レーザー高度計 / 月・水星 / 衛星画像 / クレータ地形 / メッセンジャー衛星 |
研究成果の概要 |
2015年4月に観測を終了したアメリカの水星探査機メッセンジャーの全球データのうち画像と高度計のデータを解析して特徴的な地形「直線崖Rupes]を詳細に調べた。断層の高度差と断層が大円上に分布していることから、水星地殻の全球的な収縮で断層崖が形成されたことを明らかにした。また、月面上にある直線崖が玄武岩マグマが固化した海の周縁部に分布していることから月ではマグマの固化に伴って掃き寄せられる形で断層崖が形成されたことを比較惑星学的に明らかにした。 本研究で獲得できた水星観測データの解析手法を使って日欧共同次期水星探査機ベピコロンボの観測計画の策定とデータ解析計画の立案を行えるようになった。
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