研究課題/領域番号 |
15K05289
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
気象・海洋物理・陸水学
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研究機関 | 奈良女子大学 |
研究代表者 |
野口 克行 奈良女子大学, 自然科学系, 助教 (20397839)
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連携研究者 |
黒田 剛史 情報通信研究機構, ソーシャルイノベーションユニット統合ビッグデータ研究センター, 主任研究員 (40613394)
今村 剛 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 教授 (40311170)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 火星大気 / 二酸化炭素過飽和 / 火星 / 極夜 / 電波掩蔽観測 / 二酸化炭素 / 過飽和 / 凝結 |
研究成果の概要 |
惑星探査機による従来の電波掩蔽観測では、対象惑星の大気組成比を仮定して屈折率から数密度を求め、更に静水圧平衡を用いて気温を得る。本研究では逆に、火星大気主成分の二酸化炭素(CO2)が極夜で凝結することを利用して、気温の解がCO2凝結温度になるように火星大気組成比を求める手法を提案し、極夜域でのCO2混合比の鉛直分布を得た。また、極夜域でのCO2過飽和の成因についても詳細な解析を行い、大気波動(定常波及び非定常波)が重要な役割を果たしていることを明らかにした。
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