研究課題/領域番号 |
15K05313
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地質学
|
研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
宇野 康司 岡山大学, 教育学研究科, 准教授 (10510745)
|
研究分担者 |
古川 邦之 愛知大学, 経営学部, 准教授 (20440620)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 古地磁気学 / 岩石磁気学 / 火山学 / 流紋岩 / 残留磁化方向 / 磁化率異方性 |
研究成果の概要 |
火山岩の自然残留磁化は,プレート運動の定量化,噴火現象の温度など,様々な地球科学的現象に定量的情報を与えるが,流紋岩溶岩の場合,その粘性の高さからしばしば不均一な組織を呈するため,その磁化方向の正確性が阻まれてきたようだ.本研究は,一枚の厚い流紋岩溶岩の自然残留磁化方向の観察を行い,流紋岩が期待される残留磁化方向を記録する能力があるかどうかを検討した.研究の結果,地球磁場方向から期待される残留磁化方向を呈さない流紋岩溶岩が一部に観察され,その一方で多くの流紋岩溶岩試料が期待される方向を呈した.現時点では,この方向の逸脱が流理構造の発達度合に相関している傾向は捉えられていない.
|