研究課題/領域番号 |
15K05325
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
層位・古生物学
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
山崎 誠 秋田大学, 国際資源学研究科, 准教授 (40344650)
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連携研究者 |
池原 実 高知大学, 海洋コア総合研究センター, 教授 (90335919)
嶋田 智恵子 秋田大学, 大学院国際資源学研究科, 客員研究員 (60597186)
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研究期間 (年度) |
2015-10-21 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 地球史 / 浮遊性有孔虫 / 北部日本海地域 / 後期鮮新世 / 日本海北部地域 / 鮮新世 |
研究成果の概要 |
鮮新世後期の気候は顕著な温暖化で知られ,日本海の海洋環境にも多大な影響を与えた.本研究では,浮遊性有孔虫の群集・地化学分析に基づき,鮮新世末から更新世始めにかけての海洋表層環境を復元した.その結果,日本海北部地域は更新世始めの北極氷床の拡大に関連する汎世界的な寒冷化と海水準の低下の影響を受け,より沿岸環境へと変化したと推測される.また,従来温暖種とされてきたGloborotalia inflata s.l.の産出は,間欠的な多産で特徴付けられることが明らかとなった.
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