研究課題/領域番号 |
15K05331
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
層位・古生物学
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研究機関 | 福岡大学 |
研究代表者 |
田上 響 福岡大学, 理学部, 助教 (30578787)
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研究分担者 |
松本 涼子 神奈川県立生命の星・地球博物館, 学芸部, 学芸員 (00710138)
大橋 智之 北九州市立自然史・歴史博物館, 自然史課, 学芸員 (20584519)
藤原 慎一 名古屋大学, 博物館, 講師 (30571236)
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研究協力者 |
河部 壮一郎 福井県立恐竜博物館, 研究グループ, 研究員
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 嘴 / 骨 / 角質 |
研究成果の概要 |
骨と角質から成り、様々な形態と機能を持つ脊椎動物の嘴の、化石分類群でのより確からしい復元を試みた。まず現生標本の嘴の骨と角質の形態を比較したところ、少なくとも鳥類では、角質が骨によって伸長を阻害されない方向に伸びていた。また、鳥類の嘴の切片観察の結果、角質に複数の層が認められ、それらの起点が骨の形態と関連付けられた。さらに嘴を持つとされる化石標本の吻部に微細な条線が見られ、その分布を基に角竜類恐竜標本において従来の復元より広い角質の分布を推定した。
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