研究課題/領域番号 |
15K05337
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
岩石・鉱物・鉱床学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
志村 玲子 東北大学, 多元物質科学研究所, 助教 (90420009)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 板状貫入岩体 / 岩石組織 / 偏光顕微鏡 / マグマ溜まり / マグマ熱進化過程 / 結晶分化 / 熱進化過程 / 貫入岩 |
研究成果の概要 |
納沙布岬貫入岩体の貫入時に液体であった部分の結晶化過程について、薄片解析装置を構築して研究を行った。薄片解析装置は試料ステージを固定し、試料板上下の偏光板を同期して回転できるシステムとし、偏光角度を変化させて撮影した複数枚の画像の合成・解析が容易になるような機構とした。解析はImageJ, Pythonなどを利用して計算し、レタデーションと主軸の方位の解析を行えるシステムとした。本装置により、特に、岩体下部のデータを詳細に計測し、CSD解析を行ったところ、下部の冷却は熱伝導冷却と調和的であることが判明した。斑晶含有型マグマ溜まりの最下部は熱伝導冷却が支配的であることが示唆された。
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