研究課題/領域番号 |
15K05344
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
岩石・鉱物・鉱床学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
中塚 晃彦 山口大学, 大学院創成科学研究科, 准教授 (80294651)
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研究分担者 |
藤原 惠子 山口大学, 大学院創成科学研究科, 助手 (50253175)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 単結晶X線構造解析 / 地球内部物質 / 原子変位 / デバイ温度 / ポテンシャルパラメータ / 弾性波速度 |
研究成果の概要 |
本研究は、温度を変数とした地球内部関連物質の単結晶X線構造解析から、それらの弾性特性や構造安定性に関する知見を獲得し、地球内部の諸現象の解明を目指した研究である。ペロブスカイト型・ポストペロブスカイト型構造をもつ下部マントルアナログ物質のデバイ温度とポテンシャルの異方性を求め、原子間相互作用の大きさを見積もり、弾性特性と構造安定性に関する詳細情報を得た。特にCaGeO3ペロブスカイトに関する研究成果から、MgSiO3ブリッジマナイトが下部マントル中でポストペロブスカイト相へ相転移する前にPbnm構造とは異なる対称性のペロブスカイト相へ相転移する可能性があることが推察された。
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