研究課題/領域番号 |
15K05356
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地球宇宙化学
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研究機関 | 独立行政法人国立科学博物館 |
研究代表者 |
米田 成一 独立行政法人国立科学博物館, 理工学研究部, グループ長 (60210788)
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研究分担者 |
日高 洋 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (10208770)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 同位体・放射年代 / 隕石 / バリウム / ダブルスパイク法 / 太陽系初期 |
研究成果の概要 |
太陽系初期に水が存在した証拠は隕石に残っている。本研究では隕石中のバリウムの同位体比を精密測定し、消滅核種Cs-135によるBa-135の同位体異常の検出を行い年代測定を試みた。スタンダード溶液では約10-40ppmの同位体測定精度が得られ、Ba-130濃縮同位体等でダブルスパイク法を検討した。 Tagish Lake炭素質隕石ではBa-135およびBa-137に顕著な同位体異常が見られた。これらはプレソーラー粒子によって原始太陽系にもたらされ不均質に保持されていると考えられる。また、Cs/Ba比と同位体過剰には関連が見られず、セシウムが初期の水質変成で移動したためと推測される。
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