研究課題/領域番号 |
15K05363
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
プラズマ科学
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
三重野 哲 静岡大学, 創造科学技術大学院, 教授 (50173993)
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連携研究者 |
長谷川 直 宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究所, 研究員 (10399553)
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研究協力者 |
柴田 裕実 大阪大学, 産業科学研究所, 特任研究員
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 小惑星衝突 / 高温ガスプルーム / 有機分子合成 / アミノ酸合成 / 軽ガス銃実験 / プラズマ発生 / 炭素ナノ粒子 / タイタン / タイタン衛星 / 鏡像異性体 / 衝撃加熱 / 炭素微粒子発生 |
研究成果の概要 |
窒素ガス中で飛翔体を固体ターゲットに衝突させ、高温ガスプルームを発生させた。このガスプルームを16 ch 探針で測定した。その結果、電子温度 約1万℃、プラズマ密度 10の14乗/立方m 程度のプラズマが発生することが分かった。高温ガスプルームの冷却過程で種々の化学反応が起き、合成された炭素ナノ粒子が秒速2 km/sで噴出した。合成炭素ススを液体クロマトグラフ法などで分析し、グリシンなど12種類のアミノ酸が合成されることが分かった。一方、鏡像異性体については、L型アミノ酸が過剰であった。モデル理論の検討により、プルーム中で多量のCNラジカルが発生し、そこからアミノ酸が合成されると見ている。
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