研究課題/領域番号 |
15K05369
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
プラズマ科学
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研究機関 | 国立研究開発法人海洋研究開発機構 |
研究代表者 |
簑島 敬 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 数理科学・先端技術研究分野, 研究員 (00514811)
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連携研究者 |
三好 隆博 広島大学, 理学研究科, 助教 (60335700)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 磁気リコネクション / 磁気流体力学 / プラズマ運動論 / 散逸 / 電気抵抗 / 粘性 / 熱伝導 |
研究成果の概要 |
磁気流体力学(MHD)は天体プラズマ活動現象の研究に広く用いられる。本研究では、現実の天体プラズマ環境を考慮して、電気抵抗・粘性・熱伝導を加えた散逸性MHDを天体プラズマシミュレーションのための新たなパラダイムとして提案する。 天体プラズマの重要なエネルギー解放過程である磁気リコネクションの散逸性MHDシミュレーションを実施し、電気抵抗のみならず粘性や熱伝導が衝突系のリコネクションに本質的な役割を果たすことを明らかにした。さらに、運動論プラズマの第一原理シミュレーションから、リコネクションに伴って実効的な粘性の発生を確認し、無衝突系のリコネクションにおいても重要となっている可能性を示した。
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