研究課題/領域番号 |
15K05389
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理化学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
加藤 浩之 大阪大学, 理学研究科, 准教授 (80300862)
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研究分担者 |
宗像 利明 大阪大学, 理学研究科, 教授 (20150873)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 表面物理化学 / 時間分解2光子光電子分光 / 表面・界面物性 / ナノ材料 / 分子デバイス / 表面界面物性 / 電子状態 / 自己組織化単分子膜 / 光電子分光 / 表面振動分光 |
研究成果の概要 |
単分子(または少数の分子)で機能する電子デバイス(分子デバイス)を実現するために、電極と分子間の相互作用を把握することは重要である。当研究では、まず、構造的にデザインされた機能性自己組織化単分子膜(SAM)における光励起後の電子状態ダイナミクスの研究を行った。光励起過程は時間分解2光子光電子(TR-2PPE)分光法を用いて観測され、励起された官能基が金属基板からの距離に応じてどれ程の相互作用を被るかを、定量的に捉えることができた。解析の結果、脱励起の機構は励起エネルギー遷移であると帰属された。また、複数の官能基を有する分子膜の製膜法の探索において、異種2分子膜の自己組織化にも成功した。
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