研究課題/領域番号 |
15K05391
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理化学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
唐 健 岡山大学, グローバル人材育成院, 教授 (40379706)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | プロトン化メタン / 赤外分光 / 二重共鳴 / CH5+分子イオン / 赤外‐赤外二重共鳴 / 振動回転スペクトル / CH5+ / CH5+ |
研究成果の概要 |
CH5+分子イオンは質量分析で実験室および土星のタイタン衛星で検出され、実験室での赤外スペクトルも観測された。CH5+の星間空間での検出が期待されているが、その主要な障碍はCH5+スペクトルの帰属は長い間に解決できないことである。本研究ではCH5+の赤外-赤外二重共鳴分光によって、そのスペクトルの帰属を解明することを目指していた。 我々は高感度な分光法を用いてCH5+のスペクトルを観測できたが、連続波レーザーとパルスレーザーの二重共鳴法でCH5+の二重共鳴信号を観測できなかった。分子イオンの中赤外領域での二重共鳴観測はまだ成功した例がなく、本研究は今後の実現に向けって重要な一歩だと考えられる。
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