研究課題/領域番号 |
15K05427
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
有機化学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
前田 千尋 岡山大学, 自然科学研究科, 助教 (80581371)
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研究協力者 |
依馬 正
高石 和人
戸高 匠
上田 知美
田中 祐美
永幡 敬治
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | ポルフィリン / カルバゾール / BODIPY / 近赤外吸収 / 固体発光 |
研究成果の概要 |
ポルフィリン類縁体は光化学、電気化学、超分子化学など様々な分野で注目されている色素である。我々はカルバゾールを組み込んだ縮環ポルフィリンの開発に成功してした。カルバゾールのベンゾ環の縮環により共役系が大きく拡張するため興味深い電子的性質を示す。本研究ではカルバゾール骨格を有するポルフィリン多量体を合成し、多量体内の縮環ポルフィリン間での電子的相互作用について明らかにした。またカルバゾール骨格を組み込んだジピリンも新規に開発し、それらの物性評価と多量化について検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我々はカルバゾール骨格を組み込んだ新規ポルフィリンやBODIPY、およびそれらの多量体の合成および物性評価を行った。本研究で達成した固体近赤外吸収や縮環ポルフィリン多量体に関する研究例はほとんど無い。また固体発光を示す新規BODIPYを開発し、周辺部修飾や多量化により光物性について詳細に検討した。キラルな置換基を導入することで固体CPL特性を付与することにも成功した。本研究で得られた新しい知見は、我々だけでなく他者の今後の研究にも貢献すると期待される。
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