研究課題
基盤研究(C)
本研究では、蛍光性を有する新規なリンイリド含有化合物であるホスフィニン類の効率的合成法と、一連の4位置換体の汎用合成法を開発し、置換基の電子効果による構造物性相関を詳細に検討した。実測結果と量子化学計算による考察から、特に置換基の電子効果がHOMOエネルギーレベルに影響し物性発現に大きく関わることを明らかにした。また、これらの検討に基づいて分子設計指針を策定出来た。さらに置換基に機能性を付与し、蛍光化学センサー分子としての応用可能性を示す知見が得られた。
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Journal of the American Chemical Society
巻: 140 号: 6 ページ: 2046-2049
10.1021/jacs.7b13018