研究課題/領域番号 |
15K05438
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
有機化学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
藤井 孝宜 日本大学, 生産工学部, 教授 (00283060)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | カルボン / 0価2配位炭素化合物 / 炭素配位子 / 4電子供与能 / 2核金(I)錯体 / ヒドロアリール化反応 / カルボン-銀(I)錯体 / 銀(I)クラスター / 多座配位 / ホスホニウムカチオン / 0価2配位炭素化合物 / ボレニウムカチオン / 電子供与能 / 単核金(I)錯体 / 2核金(I)錯体 |
研究成果の概要 |
本研究課題では,新しい型のカルボン化合物の合成とそれらの4電子供与特性について,実験的および理論的に研究をおこなった。 (1)今回,新たにS(III)→C(0)←S(III)および,S(IV)→C(0)←P(III)型のカルボンの合成に成功した。(2)得られたカルボンの電子構造とプロトン親和力を理論計算により予測した。(3)2核金(I)錯体を合成することで,カルボンが4電子供与能を示すことを実験的に証明した。(4)カルボンのボレニウムイオン付加物を合成し,電子供与能が評価できることを示した。(5)カルボンのプロトン・金(I)錯体は,ヒドロアリール化反応を触媒した。
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