研究課題/領域番号 |
15K05440
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
有機化学
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研究機関 | 岡山理科大学 |
研究代表者 |
折田 明浩 岡山理科大学, 工学部, 教授 (30262033)
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連携研究者 |
若松 寛 岡山理科大学, 理科部化学科, 准教授 (60271425)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | アセチレン / 吸収スペクトル / 蛍光スペクトル / シクロオクタテトラエン / スルホン / ピレン / 結晶多形 / 色素 / ドナー / アクセプター / 金属表面科学 / 脱保護 / 可視光色素 / クリック反応 / 末端アセチレン / 有機合成 / ジベンゾシクロオクタジエン / ドナーアクセプター / 蛍光 / ジベンゾシクロオクタジエンエン |
研究成果の概要 |
入手が容易な市販品を出発原料に用いて,ホルミルスルホンを鍵中間体としてシクロオクタテトラエンの簡便合成法を確立した.ドナーアクセプター型色素としての大きな溶媒効果やメカノクロミズムが観測された.平面なピレン分子と嵩高いシリル置換基を組み合わせるという分子設計から,物理的刺激により蛍光色,発光波長が異なる相互変換可能な結晶多形が得られることを明らかにした.取り扱いが容易なプロピン誘導体を開発し,これを用いて新たなπ拡張化合物を合成した.金属表面上で脱シリル化,続く末端アセチレンのホモカップリングを行い,オリゴマー化を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
有機ELに利用可能な発光体の合成や,スマートインクとして秘密情報を安全に送ることが可能な色素の合成指針を明らかにした.また,これまで合成が困難であった新機能分子を比較的簡便かつ安価な原料から合成する方法を開発した.
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