研究課題/領域番号 |
15K05446
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機化学
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
村岡 貴子 群馬大学, 大学院理工学府, 准教授 (40400775)
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研究協力者 |
古川 日向
高野 智史
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | ガラシクロペンタジエン / ルイス塩基 / 環拡大反応 / 配位子 / 結合切断 / 骨格変換反応 |
研究成果の概要 |
本研究では、ガリウムを含む5員環ジエン化合物ガラシクロペンタジエンRGaC4R'4 (1)の合成法を開拓し、その構造を明らかにした。さらに1の反応性を検討した。 ガリウム上にハロゲノ基および遷移金属フラグメントが置換した1を得た。1と立体的に嵩高いルイス塩基との反応で、1のルイス塩基付加物が生成した。一方、立体的に小さいルイス塩基との反応では、1のルイス塩基付加物とともに、ガラシクロペンタジエンが二量化して生成したと考えられる、5,10-ジガラシクロデカテトラエン誘導体が生成した。類似の環拡大反応は、ガラシクロペンタジエンと配位不飽和遷移金属錯体との反応でも進行した。
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