研究課題/領域番号 |
15K05451
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機化学
|
研究機関 | 愛知教育大学 |
研究代表者 |
稲毛 正彦 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (20176407)
|
研究分担者 |
高木 秀夫 名古屋大学, 物質科学国際研究センター, 准教授 (70242807)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 金属錯体化学 / 人工光合成 |
研究成果の概要 |
申請者はZn(II)ポルフィリン錯体の周辺部に2,2’-ビピリジンを結合させた複合系に関して,Cu(II)イオン共存下でポルフィリンの蛍光の消光と,その原因がポルフィリンの励起状態における光誘起電子移動反応にあることを見いだした。 本研究では,このような光誘起電子移動反応と逆電子移動反応に関して,反応中心間にさまざまな原子団を挿入した各種の複合系を合成して,その反応性と分子構造の相関を調べた。電荷分離状態の長寿命化の点では,不飽和炭化水素または芳香族の原子団により反応中心間の距離を長くすることが有効であることを見いだした。これらの知見に基づいて,長寿命の電荷分離状態の生成条件を考察した。
|