研究課題/領域番号 |
15K05458
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機化学
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
亀尾 肇 大阪府立大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (50597218)
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研究協力者 |
中沢 浩
榊 茂好
BOURISSOU Didier
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 無機化学 / 錯体化学 / 有機金属化学 / σ電子受容性配位子 / シラン / ボラン / フッ素 / 結合切断 / 結合変換 / イリジウム錯体 / Si-F 結合 |
研究成果の概要 |
本研究課題では、σ 電子受容性(Z 型)に分類される配位子に注目して、その特性および機能の解明に取り組んだ。さらに、それらの知見を基に触媒反応の開発を検討した。その結果、(1)トリフルオロボランの B-F 結合の活性化が、Z 型相互作用を鍵として実現されていることを見出した。また、(2)Z 型相互作用を基盤とする Si-F 結合、Ge-F 結合および Sn-F 結合の切断反応を開発した。さらに、(3)それらの切断反応の触媒化を実現した。本研究課題の成果は、ケイ素、ゲルマニウム、スズ化合物の新しい合成指針を与えるものと期待できる。
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