研究課題/領域番号 |
15K05488
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能物性化学
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研究機関 | 龍谷大学 |
研究代表者 |
内田 欣吾 龍谷大学, 理工学部, 教授 (70213436)
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研究分担者 |
清水 洋 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 特任教授 (40357223)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 液晶相転移 / 棒状分子 / 円盤状分子 / カラメチック液晶 / ディスコチック液晶 / トリフェニレンコア / アゾベンゼンメソゲン / 光誘起相転移 / 液晶 / カラミチック液晶 / アゾベンゼン / フォトクロミズム / 相転移 / 分子集合体 / 相転位 |
研究成果の概要 |
トリフェニレンコアに6本のアゾベンゼンメソゲンをエステルまたはエーテル結合で連結した液晶分子を合成した。エステル誘導体においては、アゾベンゼン末端のアルキル鎖の炭素数12以上の分子はロッド状の形を、11以下の分子は短冊状の形をしていると考えられた。エーテル誘導体については、単純な棒や円盤状でなく、アスペクト比の異なる2つの茶筒状分子間を相転移するが、生成する液晶相は高次の複雑な液晶相を示した。ここでも、アルキル鎖の長さにより明確な差異があり、液晶相から等方性液体相への転移エンタルピーを比較すると炭素数12以上と11以下で約2倍の差があった。今後、SPring-8を利用して液晶構造解析を進める。
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