研究課題
基盤研究(C)
アミロースを側鎖に導入したβ-1,3-グルカン類からなるらせん性半人工多糖「アミロースグラフトカードラン(AGC)」を開発した。AGCを用いることで、その特異な構造的特徴と、分子捕捉能を基盤として、自己組織化戦略に基づく、階層性分子集合体の構築に極めて有用なホスト分子を開発することに成功した。さらに、ポリチオフェン誘導体のらせん性多糖との錯形成に伴う物性変化を効果的に利用する事で、同一の分子をFRETペアに変換し、高効率な光エネルギー捕集システムを構築することにも成功した。この様な同一分子からなるユニークなFRETペアの開発は他に例を見ない物であり、我々は本系をヤヌス型FRETペアと名付けた。
すべて 2018 2017 2016 2015 その他
すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (23件) (うち国際学会 2件、 招待講演 3件) 図書 (1件) 備考 (1件)
Chemistry A European journal
巻: 21 号: 14 ページ: 5447-5458
10.1002/chem.201405035
Chemistry Letters
巻: 44 号: 12 ページ: 1667-1669
10.1246/cl.150791
130005112535
http://rsrch.ofc.sojo-u.ac.jp/sjuhp/KgApp?kyoinId=ymdoyogkggy