研究課題/領域番号 |
15K05495
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
合成化学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
工藤 一秋 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (80251669)
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研究協力者 |
赤川 賢吾
佐藤 潤一
樋口 淳一
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 有機分子触媒 / 不斉触媒 / ペプチド / ヒスチジン / プロリン / 加水分解 / ライブラリスクリーニング / Baylis-Hillman反応 / 触媒 / 協同効果 / ライブラリ / 多点活性化 |
研究成果の概要 |
申請者らは以前,ある種のペプチドが,特定の付加反応を著しく加速して一方の鏡像異性体のみを優先的に与える触媒作用を示すこと,その理由がペプチド分子内のプロリンとヒスチジンが協同的にはたらくためであることを見出しこれを「遠隔基関与」と名付けていた。 今回,遠隔基関与の一般性,応用可能性を明らかにすべく,プロリンとヒスチジンをもついろいろなペプチドを触媒として,いくつかの反応を検討した。その結果,この概念は加水分解反応にも適用できること,ならびに全く新しい配列のペプチドでも同様の現象が起こることを見出すことができ,さらなる展開可能性があることが示唆された。
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